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電子商取引と営業マン

小売業に押し寄せるデジタルの波

私が大手コンビニエンスストアを営業マンとして担当していた数年前は、

いわゆるコンビニコーヒーが世間を賑わしていました。

向かうところ敵なし!という形でコンビニが小売市場を席巻。

それは、まだほんの四年くらい前です。

コンビニがレジ横でドーナッツを売り始めて、大手ドーナッツチェーンが肝を冷やしたり。

懐かしい。

 

あれよあれよと時代は変化し、

そのコンビニも勢いに陰りが出てきました。

利便性」を追求するビジネスモデルでは、

Amazonをはじめとする電子商取引には敵わなくなりました。

大手スーパーマーケットも手を替え品を替え、手を打っていますが、

店を構えてお客さまを待っているだけでは、非常に厳しくなっているな、と感じます。

一方でアナログ全開のディスカウントストア(ドン・キホーテなど)はどはまだ元気が良く、利便性をそっちのけにして、エンターテイメントに舵を切りました。

経営判断が難しい。

 

営業もまた、デジタルに

営業マンもオチオチしてられない状況になります。

メーカーは小売業をすっ飛ばして直接消費者にアプローチし始めています。

なので、メーカーが抱える対小売業の営業人員は、これから増えることは考えにくい状況です。

消費者が買い物をする場所が店舗からネットへ移行すればするほど、

店舗に対する営業の必要性が薄まります。

 

それでも営業はなくならない

ただ、それでも営業はなくならないと思っています。

世の中には次から次へと新しいサービス、商品が出てきます。

そのサービスや商品を市場に投入する際、かならず人間の意思決定が入ります。

つまり「誰かに売り込み、成約しなくてないけない」場面がかならず訪れます。

最後は、やはり営業力勝負になる場面がかならずきます。

そして、営業は人間の機微が凝縮されています。

根回しをしたり、おべっかを戦略的に使ったり、空気を読んだり。

私はそんな「人間臭いやりとり」に美しさを感じます。

そしてそれら人間の機微は、コンピューターでは代替不可能な私たちの財産ではないでしょうか。

 

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